住宅地の中の古墳は、なんと未盗掘


愛知県豊橋市東小鷹野三丁目2-6「相生塚古墳」

 2013年1月12日 現地説明会/豊橋市美術博物館

 

 現在は住宅地となっている場所に残されていた単独墳を調査したところ、未盗掘の横穴式石室が現れました。古墳は径17mの円墳で周溝が巡り、六世紀中頃の祭祀用の須恵器群も二ヶ所で検出されました。横穴式石室は天井部、奥壁が抜かれていますが、それ以外は閉塞石も含めて完璧に残っていました。全長7.3m、玄室幅1.4m、高さ1.3m以上の無袖式で、床面には礫が敷き詰められています。副葬品はすべて原位置を保っていて、奥壁付近に土師器甕2、管玉のネックレス、鉄鏃、ベンガラ、中央付近に管玉、須恵器広口壷、ベンガラがあり、被葬者は二人以上と思われます。また、入口付近にも土師器が置かれています。

墳丘、周溝に葺石が落下している

周溝内の祭祀用須恵器群

閉塞石、手前の面が揃っている!

石室奧から

奥壁付近の副葬品

石室中央付近の副葬品


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