奈良県御所市・秋津遺跡

囲形埴輪そっくりの方形区画施設を検出


秋津遺跡(奈良県御所市池之内) 

 現地説明会2010年01月24日/奈良県立橿原考古学研究所

 京奈和自動車道建設予定地内の調査で、古墳時代前期の方形区画施設が三ヶ所、発見されました。いずれも二本の柱穴に挟まれた溝が方形に巡っています。方形区画施設1は30m×14mの長方形で、内部に掘立柱建物があり、北側には溝が平行しています。施設2は長さ40m以上の方形で一辺が逆L字となっていて、囲形埴輪の入口部に似ています。内部には目隠し塀をともなう掘立柱建物があります。これらはいずれも短期間の使用と考えられますが、規模の大きさから有力豪族の重要儀式に使用された施設と思われ、囲形埴輪が表現している施設の具体的な姿が初めて明らかになりました。

 

 右が方形区画施設1、左が3

二本の柱穴に挟まれた溝

心合寺山古墳出土の囲形埴輪


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