熊本県天草市東部(旧栖本町・倉岳町)の古墳


沖ノ瀬古墳群 【市史跡】

 天草市栖本町古江字猪ノ子田927、国道256号線から南に突き出た猪ノ子田地区の南端近くにあり、現存3基です。南端の道路沿いの民家庭先に1号墳があります。墳丘はかなり削られて、小型の横穴式石室の入口付近が露出しています。

民家庭先にある1号墳

横穴式石室が開口

石室拡大

 2号墳は1号墳の80m西、道路のすぐ上にあり、ここに説明板があります。径10mほどの円墳で、上部を失った横穴式石室が復元されています。板石積みの奧、側壁とその前の石障が残っています。

2号墳

横穴式石室奥壁

玄室奧から

玄門部、すぐ前は八代海

 2号墳から西20mに3号墳があります。改変された墳丘に横穴式石室の一部らしい石材が露出しています。

道路沿いにある3号墳

石室の石材?

反対側に石材が露出


境目古墳(鬼塚古墳)

 天草市倉岳町宮田、国道256号線の南を走る県道沿い、三菱石油のガソリンスタンド隣にあります。元々2基あったそうですが、県道工事で1基消滅したそうです。墳丘は元の姿を留めていませんが、横穴式石室が露出。上部を失っていますが、平面形は良くわかります。玄室は2m四方のほぼ正方形。奧・側壁は1枚石で、細長い羨道がつきます。石室の横に観音堂があります。

県道沿いにある

横穴式石室正面から

横から見たところ

奧から、目の前は海です。


宮崎石棺墓群 【市史跡】

 

 天草市倉岳町棚底1783、倉岳歴史民俗資料館の北の海沿いの独立丘陵上にあり、東西二つのピークに3〜4世紀頃の22基の箱式石棺が現存しています。調査後、ほとんどの石棺が埋め戻されているので、見学するほどのものはなく、代わりに箱式石棺の見本が置いて有ります。東群には1〜7号石棺が分布しています。7号石棺そばからは鉄製の釣り針が出土しました。

東群、見えている石棺はただの石棺見本

2号石棺

4号石棺

5号石棺

6号石棺

7号石棺

 西群には8〜22号石棺が分布しています。荒れていて、一部標識が壊れたままです。

西群、石棺が密集している

8号石棺

10号石棺

11号石棺

12号石棺

15号石棺

16号石棺

17号石棺

18号石棺

19号石棺

20号石棺

22号石棺


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