岡山県美作市・穴が逧(さこ)古墳

初期横穴式石室から銀装鉄刀が出土


●岡山県美作市今岡 穴が逧古墳

●2005年7月23日 現地説明会/岡山県古代吉備文化財センター

 中国横断自動車道姫路鳥取線の建設に伴って調査されました。岡山と鳥取を結ぶ街道沿いの斜面に位置する径18mの円墳で、周囲には外護列石が巡り、横穴式石室の下部が残っていました。現存長約8m、玄室長4m、幅2.4m、羨道幅1mの右片袖式で、袖部がかなり長く、小型の石材を積み上げた初期横穴式石室の形態を示しています。床面には川原石を敷き詰め、羨道には閉塞石が残っていました。須恵器、鉄鏃、玉製品のほか、首長墓に見られる銀製鉄刀が出土しています。

石室正面、閉塞石が残されている

奥壁側、埋葬と副葬品の復元

入り口側

出土した銀装鉄刀


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