愛知県刈谷市・知立市・安城市の古墳


丸山古墳 【市史跡】

 知立市上重原丸山130-1、市の西端、国道155号線の南の農地にあります。隣接する川が刈谷市との境界です。昭和52年に発見された市内唯一の古墳です。径14mの円墳で、葺石、埴輪はありません。未調査のため、埋葬施設は不明です。

隣接する川が刈谷市との市境

墳丘、良好に残っている


泉田古墳

 刈谷市泉田地内で昭和35年に土取り中に発見されましたが、現在近くの八王子神社境内に横穴式石室が移築されています。石室は現存長4m、幅1.15m、現存高0.8mで、胴張りのない長方形をしています。床面から二体の人骨と金環5個が発見され、人骨は石室中央に「埋葬」されているそうです。

 


千塚古墳 

 安城市東別所町中新田、岡崎市との境界近くの低い丘陵先端にあり、谷間をはさんで100m北東には岡崎市の和志山古墳があります。径5mの円墳、または方墳で、小さなお堂の後ろに墳丘がわずかに残っている程度です。

 


応塚古墳 

 安城市西別所町中新田、上記の千塚古墳北側の道を道なりに北西へ400mほど行った北側の農地の中にあります。径10mの円墳ですが、墳丘は耕地整理で削られ、大きく改変されています。

 


北本郷古墳 【市史跡】

 安城市和泉町宮前92の弥厚公園内にあります。明治郵便局の裏です。台地先端に築かれた径18mの円墳で、周溝がありました。墳丘は早くに削られ、現在は墳丘上に江戸時代の郷土の偉人である都築弥厚の銅像が置かれています。

墳丘の輪郭は残っている

墳丘上の銅像


<ホームへ戻る>

inserted by FC2 system