兵庫県御津町・綾部山39号墳

突出部をもつ不整形の多角形墳


●兵庫県御津町黒崎 綾部山39号墳

●2003年9月15日現地説明会 /御津町教育委員会

 前回調査で三重構造の石囲い石槨が発見された綾部山39号墳の本格調査がその後実施され、特異な墳丘が明らかになりました。墳丘すそには列石が巡らされ、墳形は1辺の長さが揃っていない不整形の八角形墳とみられますが、円形を意識したものと考えられます。墳丘南側に隣接して、2つの主体部があり、その間に小円礫と割石で区別された細長い突出部が存在します。土器がほとんど出土していませんが、庄内式期瀬戸内沿岸の墳墓との共通性が見られ、3世紀前半の年代が与えられそうです。

古墳全景、右側が第2、3主体部のある付設遺構

手前が第3、奥が第2主体部、その間に突出部がある

綾部山21号墳、石室が梅林の道路沿いに露出。

「古墳のお部屋」を参考に龍野市の狐塚古墳をついでに見学。


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