大分県豊後大野市の古墳


重政古墳 【県史跡】

 豊後大野市三重町内田1072、三重中学校の敷地内にあります。現存長52m、後円部径30mの前方後円墳で、保存状態は良好ですが、前方部を少し、グランドで削られています。葺石らしき円礫が認められます。主体部は不明ですが、出土した埴輪片から五世紀初め頃の築造と思われます。

中学校のグランド脇にあります

後円部


道の上古墳 【県史跡】

 豊後大野市三重町赤嶺799、国道326号線南側の丘陵上、朝日ヶ丘団地の南西にあります。保存状態の良い全長74m、後円部径48mの前方後円墳で、この地域最大規模です。葺石、埴輪、周溝がありますが主体部は不明で、出土した埴輪片から四世紀後半の築造と思われます。

後円部

後円部から前方部


竜ヶ鼻古墳 【県史跡】

 豊後大野市三重町赤嶺2621-1、つつじ公園の西端、弓道場の奧の丘陵先端にあります。大原台地先端に築かれた全長35m、後円部径18mの前方後円墳で、墳丘はくずれ気味です。主体部は不明で、後円部上に大きな盗掘穴があります。出土した埴輪片から五世紀後半の築造と思われます。

つつじ公園の奧の丘陵先端部にある

後円部から前方部、手前に盗掘穴があります


上田原石棺1号 【市史跡】

 豊後大野市三重町上田原字原736、集落内の民家裏山の畑の中にあります。場所がわかりにくいですが、民家の前に標識が建っています。昭和47年に崖崩れのため発見された丸みを帯びた舟形石棺で、長さ1.97m、高さ0.8m、身の左右に二個ずつ、蓋の片方の小口側に一個の縄掛突起があります。内部から、男性三体、女性一体の人骨と鉄刀が出土しました。

縄掛突起のある小口側

横から


立野古墳 【県史跡】

 豊後大野市三重町上田原字立野444、御手洗神社の南東500m、「レディース専科整体ひとみ」の隣りにあります。全長65m、後円部径38.5mの前方後円墳で、馬蹄形の周溝が巡り、前方部には陸橋が残っています。北側から見ると周溝も含め良好に残っていますが、南側は大きく削られて無惨な状態です。後円部には葺石も残っています。主体部は不明で、四世紀末頃の築造と推定されています。すぐ西にも円墳があります。

 

墳丘復元図

破壊された墳丘南側、手前が後円部

葺石も良好に残っている

近くにある円墳


鉢ノ窪石棺群

 

 豊後大野市三重町上田原字原、御手洗神社と立野古墳のほぼ中間の集落内の道路沿いに小さな墳丘のようなマウンド(墳丘かどうか不明)があり、その上に二基の石棺が並んで露出しています。左側は組合せ式箱式石棺で、石材は散逸せず残っています。右側は身が丸みを帯びたくり抜き式で、舟形石棺と思われます。

左側の箱式石棺

箱式石棺上から

右側のくり抜き式の身

くり抜き式石棺の蓋、破壊されている


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