福岡市東区・博多区の古墳


宮前古墳群

 福岡市東区高美台二丁目25の大神神社境内と北側の公園内にあり、3基からなります。1号墳は拝殿の西にあり、石室が開口していますが、中には祠が祭られ、入ることができません。入り口付近はかなり改変されていそうですが、内部の保存は良さそうです。北側に2号墳がありますが、石材がいくつか見えている程度です。

1号墳

1号墳石室

1号墳石室天井部

2号墳

 3号墳は、北側に隣接する高美台南公園にあります。径10mの円墳で、横穴式石室が開口しています。石室全長7.3mの両袖式です。

3号墳

3号墳石室


部木(へき)古墳群

 

 福岡市東区蒲田三丁目761の部木八幡宮境内にあり、9基からなります。1号墳は群の中央にある全長23mの最大の前方後方墳で、周溝、堤を持ちます。2号墳は全長12mの前方後方墳で、かなり低い前方部を持ちます。他はすべて円墳です。

1号墳、右が前方部

西となりの2号墳、奧側が前方部

3号墳、道路に削られている

4号墳

社殿北側の5号墳

5号墳の奧にある6号墳

7号墳

手前8号墳、奧に9号墳


今里不動古墳 【管理人推薦】

 市史跡。福岡市博多区金隈2-2、福岡金の隈亀の井ホテルの北東100mにあります。径34m、高さ9mの円墳で、福岡では最大級の複室横穴式石室が開口しています。全長11.2m、後室長4m、幅4.1m、高さ3.9m、花崗岩の巨石を惜しげもなく使用した巨石墳です。六世紀末〜七世紀初頭の築造です。

石室入口

羨道

前室から後室方向

後室奥壁、両側壁が巨大!

後室の玄門

前室から羨道方向


東光寺剣塚古墳

 

 福岡市博多区竹下三丁目1-1のアサヒビール博多工場内にあります。全長75m、後円部径46mの二段築成の前方後円墳で、三重周濠ですが、内濠以外は完周しているかは不明です。さらに外濠南東部には造出しがあります。主体部は後円部に複室構造の横穴式石室が南向きに開口しています。全長9m以上、後室長4.2m、幅2.8m、高さ3m、前室長1.5m、幅1.9m、高さ1.7mの規模で、腰石や袖石以外は小さな割石を積み上げています。奥壁に沿って石屋形がありますが、内部に石仏が安置され、祭壇と柵があるため奧には行けません。石材には赤色顔料の痕跡が認められます。側壁には多数の線刻が残っていますが、1988年度の調査で、後世のものと判断されています。北側に隣接して剣塚北古墳があります。

後円部に開口した石室

石室入口

前室から後室方向

後室奥壁

後室の石屋形

後室右側壁


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