福岡市南区・城南区の古墳


寺崎穴観音古墳 【管理人推薦】

 福岡市南区寺塚二丁目22、曹洞宗補陀山興宗寺境内にあります。墳丘はかなり改変されていますが、径20mの円墳と推定されています。南向きに開口した横穴式石室は羨道がほとんど失われた複室構造で、巨石を使用した大型石室です。後室の奧・側壁には石仏が彫り出され、昔から穴観音として信仰されてきました。

現在の石室入口

前室から後室

後室奥壁の石仏

後室から入口方向


大平寺古墳群

 福岡市南区大平寺一丁目の大平寺緑地南側の道路沿いにある7基からなる古墳群です。6号墳は唯一横穴式石室が開口しています。内部には石仏が祭られ、穴観音として信仰されています。

6号墳

羨道

玄室奥壁

玄室、奧から

 4、5号墳はともに墳丘が大きく陥没しています。

4号墳

5号墳


梅林古墳 【市史跡】

 

 福岡市城南区梅林五丁目234-1の市営梅林第1団地内に公園として保存されています。全長27m、後円部径15.5m、二段築成の前方後円墳です。発掘調査で見つかった主体部は横穴式石室で、玄室長3.9m、幅2mの大きさで平面形は羽子板形をしていますが、現在は埋め戻されています。。五世紀後半の築造です。

前方部から後円部

横穴式石室


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