後円部北側裾検出、径70mに拡大


■奈良県天理市萱生町「ヒエ塚古墳第3次」

 

 2017年2月19日 現地説明会/天理市教育委員会文化財課

 大和古墳群の基礎調査としてヒエ塚古墳の調査が継続して行われています。第3次では後円部北側が調査され、南側と同様の周溝と墳丘裾の葺石が検出されました。特に基底石が良好に残っていて、この結果、後円部径が従来より約10m拡大し、径70mほどとなりました。また、埴輪が検出されず、初現期の築造を裏付ける結果となりました。

後円部北側に調査区設定

手前が周溝、奧に墳丘裾、木製品が見えている

基底石が良好に残存


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