鹿児島県東串良町


唐仁古墳群 【国史跡】

 

 東串良町唐仁の集落内とその周辺の農地に広く分布する大古墳群で、前方後円墳6、円墳133基からなります。ほぼ中央にある唐仁1号墳(唐仁大塚古墳)は全長146m、周溝を含めると180m、後円部径78.5mの前方後円墳で周溝が巡ります。前方部はかなり削られて低くなっています。後円部の上に大塚神社が建っていて、神殿と拝殿の間の渡り廊下の下に竪穴式石室の蓋石が露出しています。石室は3.59×1.24×0.84mの大きさで、内部は赤く塗られ、舟形石棺が置かれていました。蓋石の一つは説明板の後ろに置かれています。五世紀後半の築造です。

前方部から後円部、前方部は現状でかなり低い

渡り廊下の下に石室の蓋石が露出

説明板の後ろにも蓋石がある

 唐仁大塚古墳の東側の林の中に4号墳、林の外に6号墳があります。この辺りには他に2、3、5、8、11号墳があります。唐仁大塚古墳の一本北側の道路沿いにある12号墳は全長16.5mの小さな前方後円墳です。その北の方に後迫塚古墳(14号墳)があります。唐仁大塚古墳の北200mの道路沿いに薬師堂塚古墳(16号墳)があります。全長42mの前方後円墳です。その北隣りに26号墳があります。墳丘はかなり低くなっています。小さな道路を挟んださらに北側に福留塚古墳(17号墳)があります。状態の良い円墳です。

左の林の中に4号墳、右端に小さな6号墳

前方後円墳の12号墳、全長16.5m

後迫塚古墳(14号墳)

薬師堂塚古墳(16号墳)

26号墳

福留塚古墳(17号墳)

 26号墳の前から、西へ曲がると、役所塚古墳(100号墳)があります。全長57mの美しい前方後円墳です。

 

 100号墳の南側に87、89、91、93号墳、西隣りに92号墳が分布しています。また、北に離れた所に小塚古墳(21号墳)が存在しています。

100号墳の南側の87号墳

100号墳の南側の89号墳

100号墳の南側の91号墳

100号墳の西側の92号墳

100号墳の南側の93号墳

北に離れた位置にある21号墳

 100号墳から西へ進むと、道沿いに61〜63号墳があります。西側の広い農地の中に56〜60号墳が見えています。

61号墳

62号墳

63号墳、奧の林の中に87号墳

左が60号墳、右の林の中に56、57号墳

林の中に58、59号墳

 道路を南に進むと、東側の林の中に小円墳が多数密集しています。道路沿いには79〜81、85号墳などが並んでいます。

79号墳

80号墳

81号墳

85号墳

 79号墳あたりから林の中へ入っていくと、72、74、77、78号墳などが多数密集しています。

72号墳

74号墳

77号墳

78号墳

 古墳の密集する林の西側の広い農地には、所々に古墳が残されています。その中でも向塚古墳(33号墳)がひときわ大きい円墳で目立っています。

45号墳

55号墳

向塚古墳(33号墳)


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