緊急報告!許されざる暴挙、ヒメコ塚消滅の危機!


福岡県行橋市南泉4丁目・ヒメコ塚古墳

 2011年3月19日 現地説明会/行橋市教育委員会

 東九州自動車道の建設予定地にかかってしまった巨石墳・ヒメコ塚古墳の調査が行われました。墳丘は径22mの円墳で、版築工法で築かれ、周濠が巡ります。主体部は単室の横穴式石室で、全長9.9m、玄室長3.2m、幅2.3m、高さ3mの両袖式、羨道は側壁の一部と天井を失っていますが、ハの字に開き、長い墓道も検出されました。床面には礫が敷き詰められ、排水溝も設けられていました。六世紀後半に築造され、七世紀中頃まで追葬が行われていたようです。鏡石、天井石、腰石、袖石、見上石はいずれも巨大な花崗岩で、特に鏡石は平滑に加工されています。まさに首長墓に相応しい内容といえますが、これだけの古墳が調査後、破壊されてしまうことが決まっています。同じ東九州道の予定地内で、装飾が発見された呰見大塚古墳が移築保存されるのに、ヒメコ塚古墳が破壊されてしまう、その差は一体何なのでしょうか?石が大きすぎるから?皆さん、見に行くなら今の内です。

東北東に開口する石室

玄門部

羨道側壁

玄室奥壁、巨大な一枚石

玄門、奧から

周濠


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