滋賀県守山市・欲賀南遺跡

古墳初期にいきなり登場した大型円墳


●滋賀県守山市欲賀町 欲賀南遺跡

●2007年2月25日 現地説明会/守山市教育委員会 文化財保護課

 宅地造成に伴う調査で、古墳発生期の大型の円墳が見つかりました。径25mの墳丘の周囲に幅7m、深さ1.2mの周濠が巡り、墳丘も1.5mの高さまで残っていました。周濠の底から庄内式土器の破片が出土しており、3世紀後半の築造と見られます。同遺跡周辺には、弥生中後期の方形周溝墓の群集地があり、古墳発生期に突如として大型円墳が出現したことになります。弥生期から古墳時代への過渡期の墳墓として貴重な資料といえます。また、墳丘の斜面には径10〜20cmの穴が多数見つかり、木の埴輪が立てられていた可能性もあります。

古墳全景

周濠。墳丘の斜面には小型のピットが並ぶ

盛り土の中に埋もれていた弥生時代の住居跡

盛り土の中には弥生期の土器が混ざっている


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