長野県飯田市南部(竜丘地区)の古墳


塚越1号墳

 飯田市駄科346-1、法華堂の背後にあります。お堂や畑で墳丘が少し削られていますが、全長73mの前方後円墳です。横穴式石室が開口していて、おかん塚、馬背塚前方部と同形態の両袖式石室らしいのですが、入り口が狭く、泥だらけになるのが確実だったので、内部に入るのはあきらめました。

↑ 開口部、とても狭いです。

 

←玄室は広そうなのに、入れなくて残念

塚原古墳群

 飯田市桐林塚原地区の台地上に存在し、かつて16基の古墳がありましたが、現存6基です。前方後円墳1、帆立貝式3、ほかは円墳からなります。

 

塚原二子塚古墳、長さ67mの前方後円墳で二重周濠をもつ

内山塚古墳、径41mの円墳

鎧塚古墳、長さ50mほどの帆立貝式

鏡塚古墳、長さ50mほどの帆立貝式

金山二子塚古墳

 塚原古墳群のすぐ南の低い台地に金山古墳群があります。主墳である二子塚は飯田市上川路19-1にあり、墳丘が畑となっています。長さ63mの前方後円墳で、前方部は消滅、後円部に小さな社が建っていて、その下に横穴式石室が開口しています。かなり土砂で埋まっていて、内部に入るのは困難です。前方部にも石室があったようです。

馬背塚古墳 【管理人特選】

 県史跡、国道151号線上川路交差点北側の台地先端に所在する全長46mの前方後円墳で、後円部、前方部それぞれに巨石を使った大型の横穴式石室があり、南に開口しています。後円部石室は全長11.7m、幅2m、高さ2.7mの無袖式で、側壁は垂直に近く、天井石の高さで羨道を区別しています。前方部石室は全長11.9m、玄室幅3.2m、高さ3.3mの両袖式で玄室断面は台形をしています。時期的には後円部石室が先行します。なお、説明板は、平家蟹氏の指摘のためか、墳丘の下に新設されていました。

 

実測図

後円部石室

前方部石室

後円部石室奥壁

前方部石室奥壁

後円部石室玄門

前方部石室玄門

宮脇2号墳

 飯田市上川路19-1、馬背塚古墳のすぐ西の農道沿いにあり、農道と水路で石室が破壊され、玄室の奥側しか残っていません。奥壁の幅、高さとも1mほどの小石室です。

御猿堂古墳 【管理人推薦】

 県史跡。国道151号線上川路交差点すぐ南にある全長66mの前方後円墳で、墳丘は墓地になっていますが、石室には南側の民家の庭を通らせてもらって見学できます。横穴式石室は地表面から4.8mの高さに開口し、全長11.5m、玄室長10.3m、幅2.1m、高さ2.9mの無袖式で、羨道部は天井を低くして区別しています。馬背塚古墳後円部石室と構造は共通しています。


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