径40mの大型円墳?または前方後円墳か?


奈良県斑鳩町法隆寺南1-14「斑鳩大塚古墳」

 2014年3月30日 現地説明会の予定でしたが雨のため中止/斑鳩町教育委員会・奈良大学文学部文化財学科

 斑鳩大塚古墳は、五世紀前半の径35mの円墳で周溝はない、とされていましたが、墳丘の周囲を削られていて、東側の畑が前方部の形態を示しているため、範囲確認調査が行われました。その結果、墳丘北側のトレンチから周濠の跡が見つかり、現存する墳丘は幅8mの周濠を伴う推定径40mの円墳とわかりました。前方部の証拠は今回は見つかりませんでした。なお、当日は雨のためトレンチが水没し、現説は中止となりましたが、見学者には学生さんたちが個別で対応してくれました。感謝いたします。

手前の畑が前方部か?

現状

トレンチ水没


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