長崎県壱岐市芦辺町東部の古墳


大塚山古墳 【県史跡】

 壱岐市芦辺町深江栄触字清水504の3、県道23号線から東の一支国博物館へ向かう道路に入ると、すぐに標識があり、そこから南の山道を入っていったところにあります。径14mの円墳で、墳頂部を掘り込んで竪穴系横口式石室が構築されています。全長3.96m、幅1.2mの大きさで、玄門には板石を床に立てています。奧・側壁は板石を小口積みし、奥壁中央付近などにベンガラが残っています。現在の天井石は復元です。五世紀後半の築造で、壱岐では最古の古墳とされています。

石室正面

羨道付近

玄室奥壁

奥から


妙泉寺古墳群 【管理人推薦】

 壱岐市芦辺町諸吉二亦触字瀧ノ上、高尾公民館の北500mほどの丘陵上の道路沿いの山林内にあり、5基からなりますが、4号墳は消滅しています。西端にある1号墳は径23mの円墳で、横穴式石室が墳丘の深い位置に開口しています。玄室長3.4m、幅2m、高さ2.3mの両袖式で、短い羨道の付く単室構造です。玄室内は全面に赤色顔料を塗布しており、現在でも良好に赤色が残っています。巨大な鏡石以外は小型の割石を使用しており、壱岐島内では、古いタイプの横穴式石室です。

墳丘の深いところに石室開口

羨道部

玄室奥壁

玄室奥から

 1号墳の東隣りにある5号墳は径15mの円墳で現状は低いマウンドが残っています。墳頂に石材が露出しているらしいですが、見逃しました。

 

 さらに東にある2号墳は径15mの円墳が繋がった双円墳で、東側が道路でやや削られています。

2号墳の西側のマウンド

やや陥没した東側のマウンド

 東端にある3号墳は径15mの円墳で、複室構造の横穴式石室が南南西に開口しています。全長8.1m、後室長2.1m、幅2m、高さ2.2mの両袖式で、1号墳とは違って、巨石を使用し、床面には石がびっしり敷き詰められています。

石室正面

羨道から前室

前室から後室

後室奥壁

後室奥から

前室奥から


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