三重県伊勢市の古墳


丁塚古墳

 伊勢市西豊浜町の西豊浜団地となりにあります。後円部径29mの前方後円墳ですが、前方部を削られて円墳状態です。墳頂のすぐ下に巨石が埋まっているとの言い伝えがあります。かつて周辺には古墳群が存在したらしいですが、現存するのはここだけです。平安末期に経塚として二次利用されています。現在墳丘上には江戸時代の古い墓石が集められています。


前山古墳 【管理人推薦】

 伊勢市鹿海町前山、国道23号線とJR参宮線の立体交差の東にある新しい住宅地の中の公園にあります。径20mの円墳か方墳で、横穴式石室が西南西に開口。全長12.4m、玄室長5.7m、幅2.2m、高さ2mの右片袖式で、玄室はやや胴張り状、羨道は現在埋まっています。大型の石室ですが、石材が全体に小さめなので、巨大な印象はありません。六世紀後半〜七世紀初頭の築造と推定されます。

古墳の現状

石室開口部

玄室奥壁

玄室、奥から外


外佐田古墳(三重県伊勢市二見町松下)

 伊勢市二見町松下の五十鈴川派川右岸丘陵上にある独立した古墳で、以前から石室の一部が露出していました。2008年、県営ふるさと農道建設の事前調査で、全容が明らかになっています。墳丘は盛り土がほとんど失われていましたが、整形された地山と周溝の一部が残っていて、径10mの円墳とわかりました。横穴式石室は、奥壁と側壁の一部しか残っていず、全長4m以上、幅1.5mの規模で、西向き、付近で調達可能な片岩を小口積みしています。出土した須恵器から七世紀の築造と思われます。

石室正面より

上から


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