滋賀県守山市・伊勢遺跡

環状に並んだ弥生後期の大型高床式建物群


 滋賀県守山市の伊勢遺跡で、弥生時代後期(2世紀後半)の祭殿と見られる大型の高床式建物跡3棟が出土しました。独立棟持柱のある掘立て柱建物で、3棟は棟の向きを12度ずつずらして、18・4mの等間隔で並び、入り口を遺跡の中央に向けています。過去に、遺跡の南側と東側で出土している4棟も同様な並び方で、楼閣などを中心として直径約210メートルに及ぶ大規模な祭場空間を形成していたことが想定されます。また、一辺13mの竪穴式の建物跡も出土し、床は粘土を2度焼いて固め、壁はレンガを使った最古の例と見られます。

左/独立棟持柱のある掘立て柱建物(SB−12)

右/大型竪穴建物(SH−1)床面に貼られた焼結粘土


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