群馬県伊勢崎市の古墳


お富士山古墳

 市史跡。伊勢崎市安堀町799のJR両毛線沿いにあります。全長125m、後円部径77mの前方後円墳で、市内では最大です。三段築成で、かつては盾形周溝の痕跡が周囲に残っていました。前方部は鉄道と土取りでやや破壊されています。後円部墳頂のガラス張りの立派な覆屋の中に砂岩製の長持形石棺が置かれています。五世紀中頃の築造です。

墳丘

長持形石棺

蛇塚(雷電山)古墳

 元、伊勢崎市日乃出町にありましたが、現在は下植木町の殖蓮第二小学校に移築復元されています。本来は全長56mの前方後円墳で、横穴式石室は全長9m、玄室長6.05m、幅2mの無袖式です。六世紀後半の築造と思われます。訪問時、すでに暗くなっていたため、時間の関係で内部に入るのは泣く泣く諦め、次の雷電神社古墳に向かいました。

 

雷電神社古墳

 市史跡。伊勢崎市伊与久3581の雷電神社境内にあり、墳丘上に本殿が鎮座しています。全長50mの前方後円墳ですが、墳丘は大きく改変されています。主体部は本殿下にある横穴式石室で、玄室長4.7m、幅2.1m、の胴張り状ですが、かなり補修が入っているそうです。訪問時、すでに真っ暗で、扉も閉まっていましたので石室の見学はできず。石室内の様子は「埼群古墳館」「古墳のお部屋」を参照してください。

 

鶴巻古墳 【管理人推薦】

 市史跡。伊勢崎市旧東村の東小保方町1859、東小保方郵便局の南600m、県道291号線を東に少し入った所にありますが、ちょっと場所がわかりにくいかも知れません。現在史跡公園として整備公開されています。六世紀末頃の周溝をもつ長さ34mの帆立貝式古墳で、横穴式石室が南に開口。全長5.4m、玄室長3.15m、幅2.15m、高さ2.05m、羨道長2.25m、高さ1.2mの両袖式で、天井には砂岩の巨石5枚、奧、側壁には利根川で流されてきた榛名山の軽石(安山岩)をブロック状に加工して互目積みしています。奥壁の積み方が特に美しいですね。

墳丘

石室開口部

石室内部、互目積みが美しい

側壁

一ノ関古墳 【管理人推薦】

 市史跡。伊勢崎市本関町1298、国道17号線と462号線との交差点から直ぐ南の462号線沿いにあります。現在史跡公園として整備され、石室も保存施設で保護されています。推定全長50mの前方後円墳ですが、粕川に浸食され、前方部はすでに失われています。二段築成でテラスには円筒埴輪が並べられ、周溝が巡ります。後円部の横穴式石室は全長6m、幅1.5m、高さ2mの両袖式で、安山岩の割石で築かれ、奥壁には巨石を使用しています。右側の袖はほとんどありません。石室は地表面を掘り込んで造られ、前面には墓道が造られています。床面には礫が敷かれ、玄室で一段低くなっていて、羨道には閉塞石が残っています。六世紀後半の古墳です。

あまり古墳に見えませんが・・・

石室開口部

玄室奥壁

奧から外、閉塞石が残る

赤堀33号墳

 伊勢崎市五目牛町、国道17号線と北関東自動車道が交差する位置にあり、五目牛史跡公園として、整備公開されています。現状は小さな円墳ですが、本来は径47mの円墳で、周溝が巡りますが南側は土橋状に途切れていました。主体部は未調査のため、不明です。


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