千葉県市原市の古墳


諏訪台古墳群

 市原市諏訪の上下諏訪神社境内にあります。国分寺台の西端に位置し、弥生中期の方形周溝墓から、古代の墓まで長期間に渡って営まれた大古墳群で、うち、古墳時代の墳墓だけでも170基が見つかっています。また、古墳群の下層からは弥生時代の集落遺跡が見つかっています。団地の造成で、その大半は消滅しましたが、神社境内にある9、10号墳が保存されています。9号墳は一辺20mほどの方墳、10号墳は径30mほどの円墳です。

9号墳

10号墳

神門(ごうど)5号墳

 県史跡。市原市惣社五丁目5-1、市原市役所の南西800m、上総国分寺跡南西の道路沿いにあります。三世紀後半の築造で、径33mの不整形な円墳に、小さな突出部が付設した全長38.5mのいちじく形の墳丘を持ち、周囲に幅6mの周濠が突出部を除いて巡っています。その形態から前方後円墳が定型化する前段階の墳墓と考えられています。さらに隣接する4、3号墳(消滅)では、前方部が次第に発達していく様子がわかり、発生期の前方後円墳を研究する上で、大変貴重な古墳群です。

  

稲荷台1号墳

 市原市山田橋、市役所北東1kmの住宅に囲まれた一画にあり、ちょっと場所がわかりにくいです。五世紀後半に築かれた径27mの円墳ですが、すでに消滅し、現在は稲荷台古墳記念公園に実物の3分の1サイズで墳丘と周溝が復元されています。ここから出土した鉄剣から1987年にX線により「王賜」銘の銀象眼が発見されて有名になりました。

  


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