最古級前方後円墳に礫が敷かれた謎の窪地
■京都府向日市寺戸町芝山3-1「五塚原古墳第9次」
2017年9月30日 現地説明会/向日市埋蔵文化財センター
中央が前方部の基底部、下の礫が窪地の斜面
最初期の前方後円墳である五塚原古墳は東田大塚古墳と相似形と言われています。第9次は前方部西側が調査されました。その結果、基底部の列石が良好に残っていて、前方部西側が二段に築かれ、綺麗なバチ形をしていることがわかりました。また従来から存在がわかっていた墳丘西側の窪地には礫が敷き詰められていて、古墳に伴う人工的な施設である可能性が高まりました。
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