福島県いわき市南部の古墳


塚前古墳

 いわき市小名浜林城、石井脳神経外科眼科病院の東100mにあります。現状では不整形な墳丘しか残っていませんが、2017年の測量調査で最大長120mの前方後円墳と判明しました。六世紀代では東北地方最大の規模です。

道路側から、現在は後円部の一部だけが残っている

前方部跡側から


後田古墳群

 いわき市後田町、後田集会所のそばに子安観音堂があり、その裏に1号墳があります。径10mほどの円墳で、南側は消防倉庫で破壊されています。倉庫の前に横穴式石室の石材が露出しています。大正二年に東北地方では唯一の土師質の脚付陶棺【県重要文化財】が出土し、現在はいわき市考古資料館に展示されています。

子安観音堂の裏に墳丘

南側に石材露出、右は消防倉庫

出土した脚付陶棺

 1号墳から北の方に見える林の中に2号墳があると思われます。唯一の前方後円墳です。また、南の方にもマウンドがあり、3号墳と思われます。大きめの円墳です。

民家の向うの林の中に2号墳?

これが3号墳か?


金冠塚古墳 【県史跡】

 

 いわき市錦町堤下54、国道289号線が常磐線を越える陸橋の横にあります。陸橋の東側に古墳への入口があり、墳丘上には大山祇神社が祭られています。古墳は径28mの円墳で、二段築成。主体部は横穴式石室で、全長7.9mの複室構造。床面は追葬で三層に重なり、全部で13体の人骨と豊富な副葬品が出土しました。七世紀前半の築造です。

陸橋の下に入口がある

墳丘上は大山祇神社となっている。

横穴式石室開口部

横穴式石室内部


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