愛媛県西予市・伊予市・砥部町の古墳
■砥部町
◆水満田西古墳群(金比羅山支群) 【管理人推薦】
砥部町麻生425、金比羅山の南西斜面に27基の古墳が群集しており、現在水満田古墳公園として整備公開されています。

●水満田西(金比羅山)2号墳
公園内の最高所にある外護列石が巡る径17mの円墳で、発掘調査の後、横穴式石室がガラス越しに公開されています。横穴式石室は全長7.8m、玄室長4.5m、幅1.7m、羨道長3.3mの両袖式で、玄門部には仕切石、羨門には閉塞石が残っていました。床面の保存状態が良く、出土土器が復元展示されています。
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●水満田西(金比羅山)3号墳
2号墳の少し西にある径20mの円墳で、周溝はありません。横穴式石室が整備公開されていますが、扉は施錠されています。2号墳に比べると石材が小型です。
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●箱式石棺群
公園内の一画に箱式石棺が3基、保存されていて、いずれも近くの愛媛県総合運動公園建設に伴う調査で出土したものです。A、B号石棺は、釈迦面山1号墳から出土し、A号は和泉砂岩と緑泥片岩、B号は緑泥片岩で造られていて、ともに床面には川砂利が敷き詰められ、まわりを粘土で密封されていました。C号石棺は大下田2号墳の北側の進入路工事で出土し、緑泥片岩でつくられ、床には板石が敷かれています。工事で片側の小口が破壊されました。
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◆大下田古墳群 【管理人推薦】
県史跡。砥部町上原町、愛媛県総合運動公園の敷地内に保存された古墳群で、駐車場を挟んで南北の丘陵上にあり、北側の北大下田山には山頂の3号墳を中心として5基、南側には1号墳を中心に10基以上が分布しています。
●1号墳
駐車場南側の山頂にある径20mの円墳で、南西に開口する横穴式石室が見学できます。墓道も含めた全長15m、玄室長3.3m、幅2.3m、高さ2.6mの両袖式で、小型の割石で構築されていて、玄門部は袖石を立て、玄室床面は羨道よりも低くなっています。
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●2号墳
駐車場西側にある径20mの円墳で、二基の横穴式石室を持つ双室墳です。東石室は玄室長3.2m、幅1.7m、高さ2.3mの両袖式で、1号墳の石室と良く似ています。西石室はやや大きく、玄室長4.8m、幅2.1m、高さ2.3mの両袖式で、東石室とほとんど同じ構造です。ともに玄室床面が羨道よりも低く、閉塞石が残っていて、保存状態が非常に良好です。
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●3号墳
駐車場北側の北大下田山山頂にある全長34mの前方後円墳で、二基の横穴式石室を持つ双室墳です。西側の前方部石室は玄室内を立石で2つに区画し、その手前に屍床を設けています。後円部石室は、扉の隙間が狭くて内部の様子がほとんどわかりませんが、全長10.3mの大型石室です。西側の稜線に沿って、他に4基の古墳が並んでいて、横穴式石室の石材が露出しています。
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◆尾崎天神下古墳 【管理人推薦】
市史跡。伊予市尾崎、国道378号線宮ノ下交差点の南200mの線路沿いの墓地にあります。径9mの円墳で、小型の横穴式石室が開口していますが、内部はほとんど埋まっているので隙間からのぞき込むしかできません。全長2m、側壁は川原石、天井は柱状節理の安山岩で築かれた珍しい構造です。近くの伊予岡古墳群にも似た構造の石室があります。
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◆伊予岡古墳群
県史跡。伊予市上吾川の伊予岡八幡神社境内に分布する前方後円墳と円墳からなる現存10基の群集墳です。本殿裏の5号墳は墳形は不明ですが、横穴式石室の一部が露出しています。壁面に丸い石材、天井に柱状節理の安山岩を使用していて、尾崎天神下古墳と同構造の石室です。
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◆樫木駄馬古墳 【管理人推薦】
市史跡。旧宇和町坂戸樫木駄馬1422、国道56号線坂戸交差点から東へ案内標識に従って進み、最後は山道を登っていった山林斜面にあります。径11.9mの円墳で、宇和地方では最大の横穴式石室が完存しています。全長7.5m、玄室長4.5m、幅1.5m、高さ1.4m、羨道長3m、幅1.5mの規模で、玄門部は、袖石と見上げ石で区画しています。袖石前後の根元に置かれている石材はいったい何なのでしょうか?
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