岡山県鏡野町の古墳


法明寺(火の釜)古墳 【管理人推薦】

 町史跡。鏡野町香々美、香々美小学校北東300mの道路沿いにあります。法明寺の跡地に残る円墳で、墳丘は現状で南北11.8m、東西9.7m、高さ3.9mの規模ですが、横穴式石室の主軸が中心線からずれているので、本来はもっと大きかったと思われます。南に開口する横穴式石室は全長8.5m、玄室長5.9m、幅1.9m、高さ2.5m、羨道長2.6m、幅1m、高さ1.7mの右片袖式で、袖部には立柱石を立てています。玄室天井は5石で、側壁は上部でやや持ち送っています。石材は小さめですが、しっかりした造りを感じます。

石室正面

羨道より玄室

奥壁側

玄門部

土居天王山古墳 【管理人推薦】

 町史跡。鏡野町土居、国道179号線男女山トンネルのすぐ北にある切り通し西側の丘の上にあります。全長27m、後円部径18mの前方後円墳です。後円部に横穴式石室が西に開口。全長6.7m、玄室長5.2m、幅2m、高さ2.5m、羨道幅0.96mの右片袖式で、玄室はやや胴張り状で、側壁には持ち送りが見られます。小型の石材を積み上げており、六世紀後半の築造と見られます。

井上火の釜(大塚)古墳 【管理人推薦】

 町史跡。鏡野町真加部井の上、県道339号線北側の山麓にあります。墳丘はほとんど流失していますが、円墳と考えられます。全長11.02m、玄室長6.36m、幅1.8〜2.11m、高さ1.75m、羨道長4.66m、幅1.39〜1.68m、高さ1.3mの大型の横穴式石室が完全に露出していて、美作地方でも最大級の石室です。右片袖式で袖部には立柱石を用いています。

石室正面

石室が完全に露出して石舞台状態

奥壁側

入り口側、わずかに右片袖

高山古墳群

 鏡野町高山集落の高山神社を超えて、細い道を登っていくと、道が二手に分かれるところに円墳が1基あります。民家の裏庭に横穴式石室が開口していますが、近所の人に聞くと、現在無人なので自由に見学して良いそうです。しかし。。。石室は、入るのを躊躇するほど、傾いていて倒壊寸前。もう、立入禁止にすべきでしょう。現存長4mくらいの小型の物です。ここからさらに奥に登っていくと、山中に最大の高山大塚があるらしいのですが、この時点で暗くなってきたため、断念しました。

民家裏にある

石室正面、激しく歪んでます

中より外、平衡感覚がなくなりそうです


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