岐阜県各務原市の古墳


大伊木山西古墳 【市史跡】

 鵜沼大伊木町二丁目162-1の県道95号線沿い、サークルKの斜め向かいにあります。径18mの円墳ですが、墳丘はほとんど流失し、横穴式石室が露出しています。玄室長3.35m、幅2.3m、高さ2.3m、羨道長5.5m、幅2mのなかなか大きな石室ですが、子供が中に入り込んで遊ぶのを防ぐために、近年内部が埋められてしまったそうです。2012年に市史跡に指定されました。こちらのほうが、美濃の石舞台に相応しいですね。

県道沿いにあります

石室正面

奧側から

玄室内部


金縄塚古墳 【市史跡】

 鵜沼東町三丁目の住宅街の公園内に保存されています。径37mの円墳で木曽川を見下ろす丘陵上に立地します。

 


二ノ宮神社古墳

 金縄塚古墳から西へ1km、旧中山道に面した二宮神社境内にあります。円墳ですが、墳丘がそのまま神社になっており、横穴式石室が石垣の中に完全に取り込まれています。石室は不整形の石材を積み上げていて、大型ですが今にも崩れそうな雰囲気です。


衣装塚古墳 【県史跡】

 二ノ宮神社古墳の西500m、空安寺隣にあります。径52m、高さ7mの現状では県下最大の円墳です。内部施設の詳細は不明で、葺石や埴輪もないため、築造時期はわかりにくいのですが、四世紀末〜五世紀初頃とみられます。すぐ近くに、大型の横穴式石室をもつ終末期の方墳である鵜沼西町古墳がありましたが、調査後消滅しました。

 


坊の塚古墳 【県史跡】

 衣装塚古墳の西に墳丘が見えています。全長120mの県下二位の前方後円墳で、一部周濠の痕跡も残っています。主体部は竪穴式石室で五世紀前半、衣装塚に続く首長墓とみられます。

 


狐塚古墳石棺 【市史跡】

 鵜沼西町四丁目105の住宅街の中に石棺のみ保存されています(隣に小さな祠あり)。砂岩製のくり抜き式家型石棺で棺身の長さ1.93m、幅0.82mです。

  


大牧1号墳 【管理人推薦】【市史跡】

 鵜沼大伊木町の陵南小学校敷地内にあります。径30mの円墳で周溝が巡っていました。横穴式石室は玄室長4.5m、幅2.5m、高さ3.5mで玄室内には凝灰岩製の組合せ式家型石棺が置かれ、石室前には川原石で側壁を築いた前庭部が続いています。豪華な副葬品が出土しており、六世紀末の築造とみられます。


ふな塚古墳

 大牧1号墳の西200mにある全長45mの前方後円墳。原型をあまり留めて居ませんが、川原石を積み上げた横穴式石室と玄室内に崩壊した家型石棺が残っていました。現在は埋められています。

 


船山北古墳群 【市史跡】

 須衛町のテクノプラザ内に古墳公園として、3基が保存されています。1号墳は径13mの円墳で石室全長3.09m、幅1.56m、高さ1.8mですが、入り口が埋められています。2号墳は径14mの円墳で石室は見学用に天井石がはずされています。3号墳は径11mの円墳で石室は唯一完存公開しています。

1号墳

2号墳

3号墳

3号墳石室


御林古墳 【市史跡】

 テクノプラザの北1km、清掃センターへ向かう道路沿いにあります。径10mの円墳で、小型の横穴式石室が開口しています。


天狗谷2号墳 【管理人推薦】

 御林古墳の前の道路を進み、清掃センターを超えて突き当たりを右に曲がると、すぐ天狗谷遺跡の看板が立っています。古墳は天狗谷遺跡公園内に須恵器窯跡とともに保存されています。径8mの円墳で石室全長6.1m、幅1.5mで袖には支柱石が立てられており、須恵器窯を築いた集団の長の墓と見られます。


手力雄神社境内古墳群 【管理人推薦】【市史跡】

 岐阜市との境近く、手力雄神社の本殿の両隣にそれぞれ横穴式石室墳が開口しています。西側の1号墳は径18mの円墳で石室は全長10.5mあります。東側の2号墳は径12mの円墳で、石室はやや小型、奥側のみが残っています。

1号墳

1号墳玄室

1号墳石室奥から外

2号墳


柄山古墳 【県史跡】

 各務原市の西端、独立丘陵上に築かれた全長82mの前期前方後円墳です。主体部は不明ですが、付近には100m級の大型前方後円墳である琴塚古墳や、南塚古墳などがあり、豪族首長墓の集中する地域です。

 


三井山古墳

 航空自衛隊基地の南西に隣接した三井山の山頂近くにある径10mの円墳です。西側の麓から登山道があり(5分くらい)、道沿いに小型の石室が開口しています。三井山一帯にはかつて群集墳があったらしいですが、現在では開発などのためにほとんど消滅しています。


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