兵庫県加西市西部の古墳


大村1号墳 【管理人推薦】

 加西市大村町、大歳神社の北東100m、大きなため池の南にあります。墳丘はかなり失われ、石室が露出していますが、内部は良く残っています。全長9m、玄室長4m、幅1.8m、現高1.6m、羨道長5m、幅1.4m、現高1.3mの両袖式ですが、左袖部はほとんどありません。巨大な天井石がむき出しでとても印象的です。

うずくまる犬のような現状

石室正面、天井石が巨大

奥壁、土砂が流入している

奥から外、両側に袖石が立つ
 

岸呂古墳群

 加西市岸呂町、山の南斜面の果樹園一帯にあります。2号墳(N34.53.58、E134.49.45)は行者塚と呼ばれ、果樹園西の丘の上の巡礼路にありますが、場所がわかりにくいので、行者塚と聞けばたぶん、教えてもらえます。径10mくらいの円墳で、横穴式石室の玄室部のみが残されています。現存長4m、幅1.6m、高さ1.4mの規模です。2号墳の東400m、道路と南側のため池の間にある4号墳は横穴式石室がほとんど露出していて、全長6.1m、玄室長3.6m、幅1.6mの規模で、2号墳にくらべると、石材は小ぶりで、積み方も不揃いな感じです。

2号墳

2号墳玄室

4号墳

4号墳玄室

出屋敷古墳群 【管理人推薦】

 加西市西横田町、北条鉄道・播磨横田駅の南500mにある踏切から山沿いに北東へ200m進み、山林内へ入っていったところに1号墳がありますが、案内標識など一切なく、山林内の道も整備されていないので、場所がわかっていないと見つけにくいかも知れません。径16mの円墳で、山側に周溝らしきものがありますが、はたして築造時のものかどうか怪しいです。横穴式石室は全長9m、玄室長4.8m、幅1.9m、高さ2.5m、羨道長4.2m、幅1.3m、高さ1.8mの右片袖式で、天井石がむき出しになっていて奥壁部の石材が一部落ち込んでいますが、大型の石室です。

 線路を挟んだ北西300mの八幡宮南50mの道路脇の竹薮の中に、2号墳の小型の石室が露出しています。前の家の人に場所を聞いても「知らない」と言われるほど、わかりにくい場所にありますので、注意が必要。1号墳とはかなり場所が離れていて、同じ古墳群というにはかなり無理があります。

1号墳

1号墳奥壁

1号墳玄門部

2号墳石室

池田古墳

 加西市西横田町、北条鉄道播磨横田駅の南100mの水田中にあり、駅から見えています。周囲を削られ、現状で径10mもない円墳で、南側に石室の石材らしき物が少し見えています。

墳丘、遠方に播磨横田駅

石材らしきものが露出

石櫃戸古墳 【管理人推薦】

 加西市西横田町、播州東洋ゴルフ倶楽部の15番と16番ホールの間の林の中に保存されています。南向き斜面に築かれた終末期古墳ですが、墳丘はかなり流失して、石室がほとんど露出し、羨道部は失われています。現存長3.5m、玄室幅1.8m、高さ1.7mの規模をもつ、市内唯一の切石を組み合わせた整美な石室で、奥壁、天井は1枚石、側壁は2枚で構成しています。

石室正面

奥壁

側壁

横から

剣坂大塚古墳

 加西市東剣坂町の東端、県道81号線すぐ北の大きな温室の西隣にあります。封土がほとんど流失し、石室が露出しています。全長約7m、玄室長5m、幅2mの規模ですが、玄室の巨大な天井石が内部に落ち込んでおり、奥壁付近のみ完存し、石棚が外から見学できます。棚の下に支柱石があり、あるいは石屋形なのかも知れません。

剣坂古墳

 剣坂大塚古墳の西、500mの田圃の中にあります。主体部は板石を積み上げた持ち送りのある古式の石室で床には板石が屍床状に敷かれていました。しかし、石室は現在埋め戻されています。

 


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