葛城山麓の古墳
●首子古墳群/當麻町當麻(13A8ほか)/一部県史跡、当麻寺北の緩い傾斜地に数基のマウンドが残る。
首子1号墳(櫟山古墳)
●鳥谷口古墳/當麻町染野(13A75)/二上山麓の終末期古墳、横口式石槨
●竹内古墳群/當麻町竹内(13A18ほか)/34基、西半分が公園化
●的場池古墳群/當麻町竹内(13A55ほか)/ほとんど消滅、10号墳石室が町立総合体育館に移設
10号墳横穴式石室
●鍋塚古墳/當麻町竹内(13A54)/径40mの大型円墳
●兵家古墳群/當麻町兵家(13A59ほか)/住宅地開発でかなり消滅
兵家8号墳(丸子山古墳)径34mの円墳で貼石が残る
●夫婦塚古墳/當麻町兵家(13A89)/上の写真の兵家8号墳の南側から西へ急な山を登っていくと、最高所(標高290m)の狭い平坦面に位置しています。墳丘はかなり流失していますが、径12mほどの円墳と見られます。南側に向かって小さな横穴式石室がかなり近接して開口しています。石室は無袖で、直方体の横口式石槨的形態をしており、西石室の側壁に漆喰が残存していることから終末期の築造と見られます。なお、現在南阪奈道路の建設工事のため、古墳への登山道が分断されており、当分見学は困難な状態です。
山頂平坦部の南側に、かなり近接して開口した東西2基の石室 |
西石室、左側側壁の石材隙間に白い漆喰が見えている。全長2.5m、幅0.7m、かなり土砂が流入している。 |
東石室 |
東石室内部、全長2.1m、幅0.8m。 |
●芝塚古墳群/當麻町当麻(13A68)/1号墳は全長50mの前方後円墳、となりに2号墳の石棺が移設
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●塚畑古墳/當麻町南今市(13B6)/全長70mの前方後円墳
●平林古墳/當麻町兵家(13C2)/全長55m、前方部が発達した前方後円墳、石室は普段施錠【管理人特選】
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解体中の石室 |
復元後(照明付) |
普段は施錠 |
●小山2号墳/當麻町太田(周辺に古墳多数)/横穴式石室内に2基の石棺、1基は未盗掘、南阪奈道路で消滅したが、石棺は移設
●弥宮池北古墳群/當麻町兵家(13C5ほか23基以上)/南阪奈道路建設で多数消滅
●神明神社古墳/新庄町寺口(13D37)/巨大な切石造りの精美な横穴式石室、社会教育センター内
●二塚古墳/新庄町寺口(13C109)/国史跡、全長60mの前方後円墳、3基の横穴式石室をもつ。【管理人特選】
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●団子山古墳/新庄町寺口(13C110)/一辺20mの方墳で横穴式石室2基(西側突出部に小石室1)
●寺口忍海古墳群/新庄町寺口(13C233ほか)/葛城山麓公園周辺に209基以上が群集
●笛吹神社古墳/新庄町寺口(13D183)/笛吹古墳群75基の盟主墳で、大型の石室内に家型石棺が残存【管理人推薦】
●島の山古墳群/新庄町山田(13D219ほか)/ゴルフ場建設で消滅
1号墳
●山口千塚古墳群/新庄町寺口(13C115〜151)/山口集落の奥に37基群集