京都府与謝野町(旧加悦町南部)の古墳


金屋上司古墳 【管理人推薦】

 町史跡。与謝野町(旧加悦町)金屋、加悦谷の西の山麓の尾根先端にあり、麓は公園になっています。単独で築かれた一辺11mの方墳で、列石、周溝が調査で見つかっています。埴輪、葺石はありません。開口する横穴式石室は全長7.94m、玄室長4.89m、幅2.07m、高さ2.26m、羨道長3.05mの無袖式です。石材はすべて花崗岩で、特に奧側天井石は推定11tの巨石を使用しています。盗掘で副葬品はほとんどありませんでしたが、七世紀前半頃の堂々たる巨石墳です。

石室正面

玄室奥壁

石室奧から

1999年の調査で掘り下げられた玄室

滝岡田古墳 【管理人推薦】

 町史跡。与謝野町(旧加悦町)滝3630、金屋上司古墳の南500m、滝集落背後の平野を見下ろす段丘上に立地します。径20mの円墳で、1994年の発掘調査で天井石を失った大型の石室が発見されました。全長9.82m、玄室長4.12m、幅2.26m、高さ2.44m、羨道長5.7m、幅1.88mの右片袖式で、奥壁は二段積み、玄室床面には河原石が敷き詰められ、主軸に沿って排水溝が設けられていました。敷石の下に柱穴が見つかっています。玄室は奧に行くほど狭くなっていて、奥行きがあるように見せています。金銅装大刀、馬具などが出土し、被葬者はかなりの有力者で、出土した須恵器から金屋上司古墳より古い六世紀末〜七世紀初頭の築造と見られます。

復元された墳丘

石室正面

玄室奥壁

石室奧から

後野円山古墳群

 京都府史跡。与謝野町(旧加悦町)後野、JA京都・加悦ライスセンターの敷地内に2号墳、隣の山林内に1号墳があります。1号墳は径31m、高さ4.5mの円墳で、二段築成、造出しを持ち、周溝を巡らせています。葺石、埴輪が認められます。主体部は未調査ですが、五世紀後半の築造と思われます。2号墳は一辺18m、高さ3mの方墳で、葺石、埴輪があり、墳頂部に2基の竪穴式石室を持ちます。こちらも五世紀後半頃の築造です。

1号墳

2号墳


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