宮崎県小林市の古墳


九ツ塚古墳(野尻町古墳) 【県史跡】

 小林市野尻町東麓、国道268号線追分交差点の南300mの水元自動車工場のとなりの畑の中にあります。元々9基の古墳があったと思われますが、史跡指定時に現存していたのは径12mの円墳1基で、それも現状は墳丘がまったく失われ、標柱と説明板があるだけです。周辺の調査で、畑の中から、円墳6基と地下式横穴墓が発見されています。

立派な説明板があるが・・・

これで県史跡?


大萩古墳(野尻町古墳) 【県史跡】

 小林市野尻町三ヶ野山、国道268号線沿いのローソンから南西に300m進んだ農地の中にあります。径10mの円墳ですが、地下式横穴墓に伴う墳丘です。地下の玄室からは五体の人骨の他、鉄鏃、刀子などが発見されています。周辺から多数の地下式横穴墓が見つかっています。


東二原地下式横穴墓群 【市史跡】

 

 小林市真方字東二原、国道265号線沿いにある新田場公民万の真北500mの台地上の農地の中にあり、現在二原遺跡公園として整備公開されています。古墳1基、地下式横穴墓16基からなり、うち、8、11号墓は保存施設の中にあって、見学できるようになっています。ただし、施設が公開されるのは毎月第三日曜日のみです。公園の北東にある11号墓は赤く彩色された玄室から五体の人骨が発見されました。奧・左側壁と天井との間に棚状施設があり、その上に剣などが置かれていました。他に鉄鏃、刀子、などが副葬されていました。11号墓の周辺には4〜6、16号墓が分布しています。

4、16号墓

6、5号墓、右奧は11号墓の保存施設

発見時の11号墓玄室、五体の人骨が完存

11号墓玄室、棚状施設に剣などが置かれていた

 公園のほぼ中央に8号墓の立派な保存施設があります。8号墓でも、赤色に塗られた玄室から三体の人骨が見つかりました。うち、一体はイモガイ製の腕輪を左腕に4個はめた状態でした。他に鉄鏃、骨鏃、刀子、剣、朱玉が出土しています。8号墓の周囲には1、7、10、13、15号墓が密集しています。

8号墓の保存施設

8号墓の玄門

手前から7、13、1、10、15号墓

 公園の西端には3、9、12号墓が密集、その南側には2、14号墓がありますが、なぜか2号墓は立入禁止となっています。1号墳は唯一の円墳です。

3、9、12号墓

2、14号墓

唯一の円墳である1号墳


上ノ原地下式横穴墓群(須木村古墳) 【県史跡】

 小林市須木中原1753、元々山林内に4基の地下式横穴墓がありましたが、旧須木村役場(現市役所須木庁舎)新庁舎の工事中に新たに地下式横穴墓10基が見つかり、うち9号墓が庁舎の隣りに復元されています。玄室内には三体の人骨が残っていました。山林内の4基は保存されているそうですが、よくわかりません。

復元された9号墓

玄門の正面側、閉塞石も復元?

玄室


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