岡山県和気町・小塚の谷古墳
製鉄集団の長の奥津城か?
■岡山県和気郡和気町宇生 小塚の谷古墳
■2007年8月4日 現地説明会/岡山県古代吉備文化財センター
主要地方道岡山吉井線の建設用地内の調査で、小塚の谷古墳が調査されました。斜面に築かれた径9mの円墳で、背面には周溝が掘られ、石室開口部の左右には列石が1m並べられています。横穴式石室は南東に開口。長さ6m、幅1m、高さ1.3mの規模で、須恵器、土師器、鉄器、鉄滓が出土し、製鉄集団との関わりが考えられます。