湖南市園養山古墳群A支群南地区
■A-9支群
37、38号墳で構成されています。A-8支群の南東の麓付近にあります。本堂左から山林内に入ると、すぐに38号墳があります。石室の石組が露出していますが、内部は埋まっています。西側の急斜面を登った尾根先端に37号墳があります。天井石が一部露出しています。
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■A-10支群
A-9支群から西へ登った尾根筋にあり、39〜42号墳で構成されています。39、42号墳は墳丘のみ。41号墳は石材露出。40号墳は石室がほとんど埋まっていますが、奥壁付近がわずかに開口。持ち送った小型の石室です。
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■A-11支群
A-10支群からやや南寄りに尾根を下ったところにあり、43〜48号墳からなりますが、A-10支群と一体なのかも知れません。上から順に43号墳は天井石が露出、44号墳はわずかに天井石が開口。玄室幅2.1mで、かなり埋まっていますが、石室は完存していそうです。45号墳は天井石を失った石室が露出しています。玄室幅1.5m、高さ1.1m以上、46号墳は石室完存ですが、羨道が狭く、途中までしか行けません。玄室サイズは3.4m×2.18m×2.5m、羨道は3.9m×1.15mの右片袖式で、背の高い窮隆式です。47号墳は、崖っ淵に天井石が露出、48号墳は、その脇に低い墳丘のみ確認できます。
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■A-12支群
A-11支群の南の尾根にあり、49〜53号墳からなります。49号墳だけが離れた尾根上にあり、ほかは麓に固まっています。50、52号墳は墳丘のみ。51号墳は天井を失った石室が残っています。53号墳は石材が露出しています。
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