湖南市園養山古墳群C支群西地区
■C-1支群
C支群は、B支群から谷川をはさんで南の尾根にあり、134〜161号墳の28基で構成されています。B支群の118号墳の前から林道が南へ分岐しており、谷間を渡ってすぐ正面の林の中へ入った右側の北向き斜面にC-1支群が、ほぼ二列で東西に並んでいます。134〜147号墳からなります。林に入ってすぐの141号墳は、石材の一部が露出。西へ斜面を登っていった140号墳は小規模ながら、石室が完存。玄室は3.4m×1.34m×1.1m、羨道は2.92m×0.82mの右片袖式です。139号墳は、石材が一部露出。138号墳は、天井を失った石室が露出、玄室は3.42m×1.7m×1.58m、羨道は1.6m×0.83mの右片袖式です。137号墳は、玄室の天井が開口。内部は良好に残っていて、持ち送りはかなり急です。玄室は2.8m×1.66m×1.7m、羨道は1.8m×1.1mの右片袖式です。
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136号墳は、天井石の一部が失われていますが、それ以外は完存。玄室は2.83m×1.62m×1.3m、羨道は1.9m×1.1mの右片袖式で、石材が他とくらべてやや大きめです。135号墳は石材散乱。134号墳は石室内部が完全に埋まっています。ここから山側の列に移り、東方向へ折り返すと、142号墳は石材散乱。143号墳は石材が一部露出していますが、内部は殆ど埋没。147号墳は石材が一部露出しています。
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