大阪府藤井寺市・国府遺跡(市野山古墳北東部)

大王陵に隣接する陪塚と小古墳群を新規発見


●大阪府藤井寺市国府 国府遺跡(市野山古墳北東部)

●2006年11月18日 現地説明会/藤井寺市教育委員会

 住宅開発の事前調査で、国府遺跡内の市野山古墳隣接地から埋没古墳2基、円筒埴輪棺3基が発見されました。兎塚古墳は径34mの円墳で、幅11.5mの造り出しがつきます。周濠が盾形をしているので、帆立貝式かもしれません。造り出し東斜面に葺石が良好に残っていて、濠の南西部に円筒埴輪棺墓2基、木棺墓3基が造られていました。南に隣接する兎塚2号墳は濠の一部を検出しただけですが、方墳と思われます。濠内に円筒埴輪棺墓1基が造られています。市野山古墳に隣接する立地状況から、同古墳の陪塚と思われますが、さらにその陪塚に付随する埋葬施設がほぼ完全に残されており、大王陵を中心とする古墳群のあり方を良好に示す資料と言えます。

兎塚古墳(手前)と市野山古墳

兎塚古墳造り出し東斜面の葺石

兎塚2号墳と円筒埴輪棺墓3

円筒埴輪棺墓1の見事な紋様


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