兵庫県神戸市西部の古墳
◆王塚古墳
神戸市西区王塚台に王塚古墳公園として保存されています。五世紀築造の全長93mの前方後円墳で周濠が巡り、原型を良く留めています。現在は陵墓参考地として、宮内庁が管理しているため、内部への立ち入りは禁止されています。周辺には3基の小古墳が点在しています。

◆西神ニュータウン内第55地点遺跡古墳
神戸市西区春日台の春日五六公園内にあります。西神ニュータウン建設に伴って調査され、現在地に移設保存されています。丘陵の尾根先端部に築かれた13×17mの長方形または楕円形墳で、埋葬施設は墓坑内に礫を充填し割竹形木棺が納められていました。現在埋葬施設が復元展示されています。
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◆白水瓢塚(夫婦塚)古墳
神戸市西区伊川谷町の薬師山山頂にあります。全長57mの前方後円墳で、主体部は粘土槨に木棺が納められ、石製腕輪などが出土しています。夫婦塚古墳という旧称が示すように、隣接してかつてはもう1基の前方後円墳がありましたが、現在ほとんど削平されています。
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◆天王山古墳群
神戸市西区天王山の第2神明道路すぐ南にあります。元々は円墳4、方墳2、帆立貝式1基からなりましたが、現在は住宅地の中の天王山北公園に円墳3、帆立貝式1基が保存されています。消滅した4、5号墳は市内でも最古級の方墳で、5号墳の箱式石棺が、現在神戸市埋蔵文化財センターに展示されています。
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◆高塚山古墳群
神戸市西区多聞町の丘陵上に存在した横穴式石室墳15基からなる群集墳でしたが、開発で消滅しました。そのうち、1号墳石室が西神中央の神戸市埋蔵文化財センター前に移築され、2号墳の線刻石材がロビーに展示されています。1号墳石室は天井石を失った複室構造で全長9.6m、奥室長1.2m、幅2.1m、前室長2.8m、幅1.3m、羨道長5.6m、幅1.2mの規模で、奥室は丁字形です。長い羨道の一部に石材のない箇所があり、扉の存在が考えられます。2号墳の横穴式石室は全長6.8m、玄室長3.5m、幅1.4m、羨道長3.5m、幅1.2mの規模で、右片袖式。玄室左側壁の1石材に線刻画があり、馬、「甲」字紋、建物?が描かれています。この石材は、表面が平らに整えられ、明らかに線刻画を意識して造られていますが、下半分の表面が剥がれており、さらに線刻があったと思われます。
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◆舞子古墳群
神戸市垂水区舞子坂周辺に広く分布する群集墳で、10支群に分かれています。保存の良い舞子墓園内の一群は古くから石谷の石窟と呼ばれています。
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◆大歳山2号墳
神戸市垂水区の舞子小学校北側の高台にある大歳山遺跡公園内にあります。全長37mの前方後円墳で、主体部は横穴式石室。明石海峡を見下ろす絶好の位置に築かれています。

◆狩口台きつね塚古墳
神戸市垂水区狩口台七丁目の海を見下ろす高台に古墳公園として保存されています。径52mの二重周濠をもつ、径26mの二段築成の円墳で、両袖式の横穴式石室が南西に開口していました。玄室長4.5m、幅2.2m、高さ2.5m以上、羨道長5m、幅1.5mで、天井石は失われていました。組合せ式家形石棺の破片が見つかっています。石室は現在埋め戻されて見学できません。
◆五色塚(千壷)古墳・小壷古墳 【管理人特選】
国史跡。神戸市垂水区五色山にあります。五色塚古墳は明石海峡に面した台地先端に築かれた兵庫県最大の前方後円墳で、ほぼ築造当時の姿に復元されています。全長194m、後円部径125mで三段築成、空濠内には方形のマウンドがあります。隣にある小壷古墳は径67mの円墳でほぼ同時期の築造と見られます。
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