愛知県幸田町の古墳


須美1号墳

 幸田町須美の蘇美天神社の裏山にあります。墳丘はすでに流失、巨石が露出していたのを明治時代に発掘され、豊富な副葬品が出土しました。横穴式石室は長さ6.4m、幅1.7m、で奥壁に巨石を据え、側壁は自然石の乱石積みでしたが、現在は埋め戻され周囲に玉垣が設けられて保存されています。


須美6号墳(平松古墳) 【管理人推薦】【町史跡】

 幸田町須美、西尾市との境の国道23号線北100mの丘陵上にあります。墳丘はほとんど残っていませんが、横穴式石室の玄室が完存しています。現存長5m、幅、高さとも2mくらいの大型の玄室で、奥壁は巨石二段積み、側壁は小型の石材を乱石積みしています。七世紀後半の築造です。


丸山古墳 【町史跡】

 県道292号線沿い、幸田町と西尾市の境ちかくにあります。丘陵先端を利用して築かれた円墳で2段築成の墳丘、葺石がわりとよく残されています。墳頂に盗掘の跡があり、天井石が露出していますが、未調査のため詳細は不明です。

  


青塚古墳 【町史跡】

 国道248号線弁天交差点のすぐ南の道路沿いにあります。幸田町唯一の前方後円墳ですが、墳丘はかなり削られています。主体部は竪穴式石室ですが、埋められています。

 


経塚古墳

 青塚古墳の北100m、弁天交差点にあります。現状で径10mくらいの円墳で、墳丘には中世に一字一石経を納めた経塚が築かれ、さらにその上に明治時代の日清戦争戦役記念碑が建てられています。

 


四ツ塚古墳

 幸田町久保田、金星工業工場の北の道を東に行ったため池の北側、小さな尾根筋先端にあります。径10mほどの円墳で、横穴式石室はわずかに隙間があいています。山林の奥に2、3号墳の石材が露出しています。

  


日向山(ひむかいやま)古墳 【管理人推薦】【町史跡】

 幸田町深溝、愛知工科大学南西の日向山頂上にあります。丘陵西側の道路から登り道があり、標識も出ています。径13mの円墳で、地山を整地して基壇とし、その上に盛り土し、径9mの外護列石が巡ります。主体部は南東に向いた竪穴系横口式石室で、玄室長4m、幅1.8m、高さ2.2m、羨道はなく、入口から、玄室床面まで1.4mも下っていく長さ2mの通路が設けられています。奥壁前には板石三枚が敷き詰められ、棺台が設けられています。通路には側壁と立柱石があり、なぜ羨道ではなく、「通路」なのか、よくわかりません。石室の構造がこの地域では他に例がなく、北部九州の影響を受けた横穴式石室に先立つ過渡期の古墳として貴重な存在です。

古墳の現状、調査時のまま放置?

入口から1.4mも下っていく通路

玄室奥壁、大きな棺台がある

玄室奧から


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