飛鳥時代最大の方墳と判明、被葬者は蝦夷?


■奈良県明日香村川原「小山田遺跡(小山田古墳)第10次」

 2019年2月3日 現地説明会/奈良県立橿原考古学研究所

 小山田古墳は平成26年度の調査で発見された飛鳥時代の大型方墳で、それ以降範囲確認調査が行われてきました。第10次は、墳丘西辺の構造と墳丘規模確認を目的に実施されました。調査区から、埋まっていた墳丘の西端が検出され、南辺の長さが80mを越えることがわかりました。北辺が約72mなので、墳丘は南辺でやや広がった台形だったと思われます。墳丘表面の板石はすべて失われていました。

第10次の調査区

調査区全体

検出した墳丘西辺


<ホームへ戻る>

 

inserted by FC2 system