完璧に残っていたくびれ部の葺石


■京都府城陽市平川「久津川車塚古墳」

 2016年9月18日 現地説明会/城陽市教育委員会

 2014年から続く史跡整備のための調査で、今年度はくびれ部と造出しの間の谷間を全面的に検出しました。葺石が良好に残っており、作業用の区画石列が背骨と肋骨のような状態で明瞭に認められます。また、後円部よりに1m四方の平坦部があり、導水施設を模した形象埴輪片が集中していました。とくに囲形埴輪は山形突起が水平方向にも設けられた特異な形状をしていました。造出しでは埋葬施設の確認が行われ、木棺跡の陥没が見つかりました。

左が後円部、右が造出し

縦の中心線(赤いライン)から左右に肋骨状に延びる区画石列(青いライン)

中央に平坦面があり、導水施設の形象埴輪片が出土

裾部の葺石

造出しの陥没坑、中央に木棺跡

中段テラスの葺石と円筒埴輪列

谷部平坦面で見つかった囲形埴輪

山形突起が平坦面にも突き出ている


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