古墳に葬られたい庶民のささやかな願い


京都府京田辺市松井宮田54-1・口仲谷古墳群

 2012年6月16日 現地説明会/京田辺市教育委員会・NPO法人文化財支援センター

 

 資材置き場造成に先立ち、調査されました。京都府遺跡地図には4基の古墳が記されていますが、第二京阪道の関連工事による踏査で13基に増え、そのうち5、6、7号墳が府道の付け替え工事で消滅。今回、残りの古墳が調査されました。このうち、12号墳は自然地形で、8、9号墳は本来1基の古墳と判明。。10号墳で1基、2号墳で2基の木棺直葬の痕跡が見つかりました。しかし、それ以外の古墳はほとんど削平されていました。周辺は横穴墓が多く分布する山の中で、見通しも利かないこの場所に、小円墳群を築いた一族のささやかな見栄というものを感じます。

1号墳、ほとんど削平

2号墳、木棺直葬2基

左3号墳、右4号墳

13号墳、ほとんど削平


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