大型前方後円墳で埋葬施設を伴う造り出し見つかる


■京都府城陽市平川「国史跡・久津川車塚古墳」

 2015年9月19日 現地説明会/城陽市教育委員会

 

 久津川車塚古墳は五世紀前半に築かれた全長180mの山城最大の前方後円墳ですが、西側くびれ部で埋没していた方形の造り出しが見つかりました。上面で南北20m、東西12mの大きさで、裾には葺石が良好に残っていました。上面は円筒埴輪列で方形に区画していますが、墳丘側に1ヶ所埴輪列が行き違う場所があり、入口と思われます。兵庫県の行者塚古墳に類例があります。南寄りに埋葬施設と思われるエリアがあり、その位置から家形埴輪、柵形埴輪、靭形埴輪が見つかりました。またその北側には土器が集中するエリアがあり、祭祀空間と思われます。

造り出しの位置

埴輪の配置図

造り出しの上面

造り出し南側裾の葺石

円筒埴輪列と土器集中遺構、この辺りが祭祀エリア

円筒埴輪列の出入口


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