京都府綾部市・久田山古墳群B支群

未盗掘の大型石室を含む30基の群集墳を一挙検出


久田山古墳群B支群(京都府綾部市里町・下八田町・味方町) 

 現地説明会2009年4月26日/綾部市教育委員会

 久田山古墳群は、弥生時代末期から古墳時代末期までの長期間営まれた90基からなる古墳群ですが、開発に伴いB支群が調査されました。その結果、横穴式石室27基、木棺直葬3基の計30基+土坑墓1基が確認されました。中でも2号墳は径20mの大型円墳で、未盗掘の大型石室は玄室長4.5m、幅2.3m、高さ3mの両袖式、閉塞状態で完存していました。この支群は自然地形をうまく利用した配置になっており、また石室石材の採取跡もすぐ隣接した位置にあるため、環境も含めた群集墳のあり方を具体的に体感できる貴重な存在です。支群まるごとの保存を期待します。

密集する古墳群、手前は6号墳

2号墳石室正面、閉塞状態で検出

 

2号墳玄室

2号墳から出土した、轡、小型銅鏡、人骨

1号墳石室、全長8.5m

8号墳石室


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