愛知県豊橋市・馬越長火塚古墳

後円部裾に階段状の特異な葺石を検出


●愛知県豊橋市石巻本町 馬越長火塚古墳 

●2005年2月20日 現地説明会/豊橋市美術博物館

 馬越長火塚古墳は、6世紀後半の前方後円墳で、愛知県最大の複室横穴式石室を有する東三河地方の大首長墓です。今回、整備活用のための基礎資料を得る目的で墳丘や外部施設の調査が行われました。その結果、後円部墳丘裾で、4段の階段状に並べられた葺石が発見されました。後期古墳に葺石が施されることは珍しく、しかも葺石部は傾斜がゆるく、その上の墳丘部は傾斜がきつくドーム状になっており、他に類例のないきわめて珍しい墳丘であることがわかりました。また、前方部の端と思われる葺石列も発見され、全長が65m以上であることがわかりました。

後円部裾葺石

墳丘現状と石室の実測図

石室後室。前庭部含め全長17mで奥壁は巨大な1枚石

後室から入り口を見た所。前室・後室・羨道は支柱で区別


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