宮城県丸森町台町古墳群
■台町古墳群 【県史跡】
丸森町金山字台町ほか。阿武隈川を見下ろす低い丘陵上に立地する県内最大の大古墳群で、前方後円墳1、円墳174基からなります。台町、片山、平、二本木の広い範囲に分布し、上片山古墳群も一支群とされています。このうち、最も古墳が集中する台町地区が史跡公園として整備されています。駐車場から林の中の散策路を進むと、丁字路のところまで道の左右に多数の円墳が連なっています。
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右側の林の中に入ると、円墳が密集しています。道沿いに標識のある98〜100号墳がならんでいます。一部には墳頂の陥没した円墳も見られます。
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林の中から遊歩道に戻ると、その先、分岐路の付近に29号墳ほか円墳がいくつかあります。左へ進むと前方後円墳の20号墳があり、説明板も立っています。全長23m、後円部径22m、明治36年に主体部が破壊されたそうです。20号墳の東側に31号墳、北に19号墳、西に21号墳が囲んでいます。
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前方後円墳の20号墳からさらに北へ遊歩道を進むと、13、1、3号墳などが並んでいて、遊歩道はその先で行き止まりになります。
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遊歩道を引き返し、29号墳から分岐路を左へ進むと60、61、51号墳ほかが並んでいます。51号墳のところから竹林の中に入ると、円墳があり、石室の石材が散乱しています。
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遊歩道の終点近くに、唯一横穴式石室が露出した円墳(57号墳)があります。と言っても、袖石と側壁の一部が残っているだけです。ほかに2基の小円墳があり、遊歩道は終了です。
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