鳥取県鳥取市・松原古墳群
次から次へと現れる、尾根上の群集墳
■松原古墳群(鳥取県鳥取市松原)
現地説明会/2008年9月14日/鳥取県埋蔵文化財センター
国道9号線改良工事に伴い、尾根上に築かれた松原古墳群が調査され、後期の円墳8、方墳2基が確認されました。主体部はほとんどが木棺直葬で、副葬品は土器以外はほとんど出て居ません。最後に築かれた28号墳のみが横穴式石室を主体部としています。全長7.3m、玄室は3.3m×1.5m、羨道は4m×1.1mの右片袖式で、天井を失っていましたが、閉塞石は残っています。周辺では最大の石室ですが、すでに盗掘されていて、須恵器少々と耳環が出土した程度です。
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