長野県松本市の古墳


中山古墳群

 松本市南部、弘法山古墳をはじめ、旧中山村に存在した古墳すべてが中山古墳群と呼ばれています。多くは中山霊園を中心に分布しています。

 ■中山15号墳(鍬形原古墳) 【管理人推薦】

 松本市特別史跡(こんな呼び方初めて聞くぞ)。中山霊園内の中心にある15号墳は築造当時の姿に復元保存されています。一辺20mの南向き斜面に築かれた方墳で、周濠が巡り、墳丘裾には外護列石が設けられています。横穴式石室は前庭部を持ち、玄室長4.8m、羨道長2.6m、幅1.8m、高さ1.8mの無袖式で玄室は立柱石で前後二室に分かれ、羨道とは、袖石で区分されています。

 ■中山霊園付近のその他の古墳

 霊園内には15号墳を含めて、4基の古墳が保存されており、霊園入り口の案内図に場所が表示されています。

中山霊園内、15号墳の西200mの外周道路沿いの1基

中山霊園内、15号墳の西100mにある1基、石材露出

中山霊園内、中央部にある1基

東の麓の県道63号線沿いにある小丸山古墳

 ■古坂(向畑)古墳群

 霊園南の小丘陵一帯に分布する群集墳です。

中山保育園隣にある1号墳、西側に小円墳が群集している

中山保育園南100mにある10号墳

針塚古墳

 松本市里山辺の歴史民俗資料館南西の水田中に、古墳公園として整備保存されています。五世紀後半、周溝をもつ径20mの円墳で、一見積み石塚に見えますが、整備調査で土盛りの上に石を厚く葺いた構造と判明しました。主体部は竪穴式石室で、舶来の内行八花文鏡が出土しています。


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