居住域と墓域が隣接する古墳期の集落


■兵庫県豊岡市日高町久斗「南構遺跡」

 2014年12月21日 現地説明会/兵庫県教育委員会・公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター

 2013年度からの北近畿豊岡自動車道の予定地内の調査で、弥生時代から平安時代にかけての竪穴式住居と掘立柱建物跡、および古墳時代後期の古墳が10基みつかりました。古墳時代には集落内の北側が墓域、南側が居住域と隣接して区別されていたことがわかりました。また、遺跡は但馬国国府の隣接地であり、奈良、平安期には国府の役人が居住していたと思われます。古墳はすべて墳丘を失い、横穴式石室の基底部のみ残っていましたが、遺物の残存状況は比較的良好でした。最大の10号墳は径15mの円墳で、唯一外護列石が残っていました。石室は、床面の敷石のみが残っていましたが、熔岩と川原石を巧みに組み合わせています。

5号墳、石材は熔岩

6号墳

7号墳、右奥が6号墳

9号墳

10号墳

10号墳石室の敷石


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