大阪府羽曳野市・峯ヶ塚古墳

大王墓級大型前方後円墳の築造技術がまたひとつ明らかに


峯ヶ塚古墳(大阪府羽曳野市軽里) 

 現地説明会2008年10月25日/羽曳野市教育委員会

 国史跡・峯ヶ塚古墳は古市古墳群では、大王墓に次ぐ規模の大型前方後円墳で、主要な古墳がほとんど宮内庁によって調査を制限されている中で、その内部を窺い知ることができる貴重な存在です。今回は復元整備のための調査で、南側の内堤が調査されました。その結果、古墳の北側が二重濠なのに対して、南側は一重しかなく、外周施設の省略化が明らかになりましたが、それでも、堤は、高度な土木技術で築かれていることがわかりました。平らにした地表面の上に、土塊を積み重ね、硬い土層と柔らかい層を交互に重ねています。葺石、埴輪はありませんでした。古墳周辺は現在、近くの小口山古墳までを取り込んだ史跡公園として整備されています。

墳丘南側の調査区

堤の断面、地表面上に土塊を積み重ねている


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