宮崎県都城市北部
■高崎町古墳 【県史跡】
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都城市高崎町、国道10号線高城町有水交差点から県道414号線を西へ約3km、台地上の農地の中に分布する古墳群で、塚原地区と横谷地区に分かれます。塚原地区は県道沿いに1号墳があり、その周囲に20基の古墳が分布しています(6号墳は消滅)。前方後円墳1、方墳1、残りは円墳です。なお、説明板の分布図と各古墳の標識の番号(以下括弧内で表示)とがほとんど一致しないので、注意が必要です。1号墳は全長65.5mの前方後円墳で、保存状態も良く、美しい墳形を保っています。
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1号墳の西側にある2(2)号墳も美しい円墳です。近くの17(4)、3(5)号墳は墳丘の周囲を削られています。4(3)号墳のところに古墳群の石碑があります。
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1号墳の南に隣接していた6号墳は一辺20mほどの大きな方墳でしたが、消滅しています。その南隣には18(6)号墳があります。1号墳東隣りの19(7)、20(9)号墳は墳丘の削られた小円墳です。。
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県道を挟んで北側には5基の円墳が残っています。22(10)号墳はやや削られています。23(11)号墳は小円墳ですが、状態は良さそう。26(18)号墳は山林の手前にあり、元の姿を留めていません。7(17)号墳は周囲を削られて方墳に見えます。27(19)号墳も周囲をかなり削られています。
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県道の南側にも古墳が点在しています。農地の中に5(8)、9(16)、21(12)、24(13)、25(15)号墳、奧の薮の中に8(14)号墳があります。
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塚原地区の南西1.5km、国道221号線切藤交差点の南東の農地に横谷地区の古墳群が点在します。10〜16、28号墳のうち、14、15号墳が消滅しています。11(24)号墳は大きな円墳ですが、他は小円墳で保存状態はよくありません。
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