宮崎県宮崎市蓮ヶ池横穴群


蓮ヶ池横穴群 【国史跡】【装飾古墳】

  

 宮崎市芳士字岩永迫、蓮ヶ池史跡公園内に保存されている横穴墓群で、三支群に分かれ、現在82基が確認されています。発掘調査により、六世紀後半〜七世紀前半に築かれたことがわかっています。また、公園内にはみやざき歴史文化館があります。最も奧の稲荷池東側丘陵にある支群では、南西の丘陵先端に22、2〜8号墓が接近して並んでいます。

右が2号墓、左に埋もれた22号墓

左から3〜5号墓

3号墓玄室、ドーム状の天井

4号墓玄室、ドーム状だが、やや三角天井

左から6〜8号墓

8号墓玄室

 22、2〜8号墓から尾根の東側へ回ると、52、9〜11号墳が並んでいます。9号墳の内部は天井の屋根形の加工まで良好に残っています。また、背後の丘陵先端上には、全長37mの前方後円墳の1号墳があります。その後円部の下には12号墓があります。墓道を含め、全長14mの長大な複室構造の横穴墓で、ひょっとしたら、墳丘を伴う横穴墓なのかも知れません。

左52号墓、右9号墓

9号墓玄室奥壁

9号墓奧から

10号墓

10号墓玄室奥壁

11号墓、閉塞石が残っている

12号墓

12号墓内部、前室から後室の玄門

前方後円墳の1号墳

 東隣りの尾根の支群の南西端、歴史文化館の裏に53号墓があります。線刻画がありますが、入口は現在閉鎖されています。全長9m、妻入り、両袖式で玄室は長方形、天井は寄棟風です。線刻画は玄室東側壁に人物、舟、格子など、西側壁に人物、鬼面?などが描かれています。また、横穴上には径17mの円墳(2号墳)があり、墳丘を伴う横穴墓と思われます。

装飾のある53号墓、閉鎖されている

53号墓東側壁の図

53号墓玄室東側壁の線刻画。舟、人物など

53号墓西側壁の図

53号墓玄室西側壁の線刻画。人物など

53号墓玄室西側壁の線刻画。人物など

 尾根の東側の御諏訪池に面した崖面には多数の横穴墓が密集しています。上下二段に横穴墓が並んでいますが、このあたりは閉鎖されている横穴墓が多いですね。

下段の24〜26号墓、この辺の横穴は閉鎖されている

26号墓内部

上段の36〜39号墓、閉鎖されている

上段の中央付近の23号墓

23号墓玄室

23号墓玄室奧から

 このグループの最奧に線刻画のある33号墓があるはずですが、見逃しました。

上段の奥の方にある左から29、30号墓

29号墓内部

30号墓内部、綺麗な三角形

続いて、左から35、31号墓

31号墓玄室

35号墓玄室


<ホームへ戻る>

 

inserted by FC2 system