終末期の首長墓から紀年銘入象嵌大刀と日本最大級の銅鈴が出土


福岡県福岡市西区元岡2942・元岡G6号墳

 2011年9月23日 現地説明会/福岡市教育委員会

 以前から巨大な天井石が露出していた石室を掘り下げたところ、終末期の大型横穴式石室が出現しました。墳丘は周溝を持つ径18mの円墳で、石室内から紀年銘入象嵌大刀と大型の青銅鈴が出土しました、玄室床面に置かれていた鉄製大刀は錆で覆われていましたがX線検査の結果「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果□」の19文字が背に象嵌で刻まれていまいました。庚寅は元嘉暦の西暦570年と思われます。青銅鈴は閉塞石の上からみつかり、全長12cm、断面は八角形で、内部に鉄の玉が入っています。なお、鉄刀は9/28〜10/9の間、福岡市埋蔵文化財センターで展示されます。

 

古墳全景

横穴式石室

青銅鈴

鉄刀の銘文


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