京都府福知山市・向野古墳群

一つの墳丘に上下二つの埋葬施設


向野古墳群(京都府福知山市南羽合) 

 現地説明会2009年2月21日/福知山市教育委員会

 向野古墳群は弘法川の段丘上に立地する38基からなる後期群集墳で、北・西・南の三支群に分かれます。これまで、南支群1〜8号墳、北支群22、28号墳が開発により調査後破壊されていますが、今回北支群の13基が宅地開発のため、事前調査されました。このうち、3基が古墳ではなく、2基を新規発見し、密集する計12基の古墳を調査、検出された主体部はすべて墓坑に木棺を埋納したもので、特に32号墳では、上下二段に埋葬施設が構築されると言う珍しい形態をしていました。下段の埋葬施設では、北側を粘土で区切って副室とし、須恵器を埋葬しています。33号墳では、木棺の痕跡が粘土で明瞭に残っていました。

丘陵上に密集する円墳群

32号墳

32号墳の上下二つの埋葬施設、右側に下段の副室

33号墳の木棺跡


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